サファイア・・・知恵と知覚が冴え幸福を呼ぶ

神聖な僧の象徴として古くから現在まで崇められている。 昔から護身符として幸福を呼ぶと信じられてきた。
呪いを跳ね返し、カッとなりやすい人を冷静にさせる。 男女が揃ってつければ幸福な結婚生活と子宝に恵まれる。 持ち主に真実・献身・誠実と意志の強さを与えるため運が アップし信頼を得られる。
コーンフラワーブルー=ヤグルマギクの青が最高とされ、無色、オレンジ、イエローのものは ファンシーサファイアと呼ばれる。

ルビー・・・エネルギーを与え人生を成功に導く

サファイアと共に鉱物的にはコランダムというが赤いものだけをルビーと呼ぶ。 燃えるような色から情熱と勇気のシンボルとされ身につけた戦士は 無敵になるという言い伝えがある。
その情熱の作用で持ち主が魅力的に輝き、愛情、地位や 名誉を手に入れたいという願いを叶える。 片思い、ライバルのいる人、恋の行く末に難関がある人に頼もしい見方となってくれる。
強い浄化作用もありストレスを解消し、健康を維持する。 ピジョン・ブラッド=鳩の血の色が最高とされている。

エメラルド・・・疲れた心や体を癒し勝利へ導く

キリストが最後の晩餐に用いた聖杯、クレオパトラは専用の鉱山を 持っていた、皇帝ネロは 身の安全を守り予知能力を高めるため メガネにしたという古くから富や健康賢者の知恵を もたらすと信じられてきた。
頭脳を活発にするため仕事運アップや 仕事の成功に最適。再生をもたらす石でもあるので若々しさを保つ。
木々の生命力を連想させる色から恋人との結びつきを強め貞節で幸せな妻になれるということからダイアモンドと並ぶブライダルジュエリーとされている。また、裁判で持つと絶対負けないともいわれている。

ダイアモンド・・・意志を貫き願望を達成させる

昔は宝石の価値は色にあったためもてはやされるようになったのは 加工が可能になった15世紀以降。
何より硬く希少価値と美しさ故 多くの悲劇を生んだが、それだけ人を夢中にさせるパワーが 備わっている。 不屈の意志を貫き呪いや恐怖をよせつけず歩む道を 太陽の輝く道に変えると信じられた。
転機にある人、あこがれに職業に就きたい人には人前で行動 するとき自信を与え才能を引き出す効果がある。
恋や結婚をピュアで強固にするのはポピュラーだが別れた 恋人同士を再び結びつけるという言い伝えもある。

パール・・・女性の魅力を増進しバランスのとれた愛情関係に導く

海や月と関連した母性的イメージの伝承が多く、心身をリラックスさせ バランスのとれた愛情関係に導く。
クレオパトラや古代ローマの貴婦人達も愛する人の心を捕らえようとワインに とかして飲んだり多くの真珠を身につけて眠ったという。
男性にモテる運を招くため恋に臆病な人に最適。

オパール・・・考えを前向きにし希望を与える

色も模様もひとつひとつ違う神秘の宝石で、ローマ帝国の3分の1を オパールのために売ろうとした皇帝もいた。 安産のために妊婦のおへその上に置くとよいという言い伝えがある。
一時期小説のせいで移り気や不幸をもたらすと敬遠されたこともある。 本来は希望と変化をもたらすため、身につけていると物事を 前向きに考えられ希望に満ちた楽しい生活が約束される。