宝石・貴金属 七宝堂
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宝石のお話
オパール

オパールの名前の由来は、ラテン語で「opalus」(宝石の意味)ですが、その『opalus』という言葉は、古代サンスクリット語の「upala」(宝石、貴重な石の意味)からきた言葉です。

一般的にオパールには「プレイ・オブ・カラー」と呼ばれる虹色に輝く遊色効果が見られ、これがオパールの特徴でもあり、この効果から、古代の人はオパールを神聖なものとして見ていたとされています。

18世紀〜19世紀にかけて、ヨーロッパにおいてはウォルタースコット卿の小説に登場するオパールの筋書きから、悪魔の石として不評でした。

ちなみに、オパールの消費者の殆どが日本人を占めているほど、日本で人気のある宝石です。

オパールは、地球(地殻)の約60%を形成するSiO2が不純物なく結晶化せずに水分を含んだ状態で組成される事により誕生します。
この時、結晶化したものが水晶となります。

オパールには「貝オパール」という貝殻を構成する炭酸カルシウムが二酸化ケイ素に置き換わってオパール化したユニークなものなどもあります。